みなし再入国許可で帰国出来ない場合


2023/11/3

みなし再入国許可で帰国出来ない場合

 

 

「みなし再入国許可」の有効期間は,

出国の日から最長1年間です。

ただし、出国の日から1年を経過する前に在留期限が到来する場合,

その有効期間は,在留期限までに帰国しなければなりません。

逆に、在留期限までに帰国した場合であったとしても
「みなし再入国許可」による出国の日から最長1年間をこえた場合,入国はできません。
 
以下に様々なケースを例示しましたので、参考にしてください。

Q1  在留期限 2020.12.25 のAさんは,「みなし再入国許可」による出国の日から最長1年間以内,在留期限までに帰国しました。入国は可能ですか。

2019.12.15 出国

2020.12.15 帰国

2020.12.25 在留期限   

A1 ○ 入国は可能

 

Q2  在留期限 2020.12.25 のAさんは,「みなし再入国許可」による出国の日から最長1年間を越えて,在留期限までに帰国しました。入国は可能ですか。

2019.12.15 出国

2020.12.16 帰国 

2020.12.25 在留期限

A2 × 出国の日から最長1年間を越えているため入国は不可能。

 

Q3  在留期限2020.12.10のBさんは,「みなし再入国許可」による出国日から最長1年間以内,在留期限までに帰国しました,入国は可能ですか。

2019.12.15 出国

2020.12.10 帰国

2020.12.10 在留期限 

A3 ○ 在留期限を越えていないため入国は可能。

 

Q4  在留期限 2020.12.10のBさんは,「みなし再入国許可」による出国の日から

最長1年間以内,在留期限を越えて帰国しました。入国は可能ですか。

2019.12.15 出国

2020.12.11 帰国 

2020.12.10 在留期限 

A4 × 在留期限を越えているため入国は不可能




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