米国B2ビザ DS160とは
息子さんがハワイで挙式をあげるため、永住者のフィリピン国籍のお母さん
から問い合わせがありました。
米国観光ビザが必要であるが、旅行代理店では、ESTA以外の取り扱いをして
くれなかったとの相談があり、早速、調べたところ。
アメリカ合衆国に観光ビザ(一般的にB-2ビザとして知られている)を申請
する必要がありました。
まずは、米国大使館のホームページからDS-160という大使館面接時に持参
する時の提出書類を取得する必要があります。
DS-160のオンライン入力について
アメリカ国務省のウェブサイト経由で申請します。
以下は、DS-160フォームに関する基本情報です:
入力している最中、すぐ、タイムアウトするので、一時保存を繰り返さないと
すべての情報がクリアされてしまい、最初から入力しなおしになります。
最初からやりなおすこと5回。最初は誰でも必ず失敗すると思います。
えっと、この単語は英語でなんて言うのだろう・・・・と考えている間に
タイムアウト → 振り出しに戻る。を何度も繰り返しました。
DS-160フォームは非常に詳細な情報を提供する必要があり、個人情報、
旅行の目的、過去の渡航履歴、など、ビザ申請に関連する質問などが
含まれています。
また、フォームは日本の住所・固有名詞についても英語で正確に入力する
必要があります。
フォトアップロード:
DS-160フォームには、顔写真をアップロードする必要があります。
写真の要件は非常に厳格で、公式のガイドラインに従って準備する必要
があります。顔写真は、もちろんのこと、写真のデータも必要になりますので
最初から写真屋さんにUSBメモリを持参して行きましょう。
申請料の支払い:
DS-160フォームを送信する前に、ビザ申請料として$185を支払う
必要があります。
クレジットカードで支払ったあと、面接の予約画面に移行します。
面接の予約日は、1か月先まで埋まっていました。
面接スケジュールの予約:
DS-160フォームをアメリカ合衆国の大使館または領事館でビザ面接を
受ける必要があります。
ビザ面接日の予約を取り、必要な書類(パスポート、顔写真を貼った
DS-160確認書類など)を持参して面接に臨みます。
ビザの面接:
審査官にパスポートと書類を渡します。
面接では、旅行の目的、財政状況、滞在計画などについて英語で質問されます。
大使館での面接後
その場で審査結果が発表されます。
許可となった場合、約一週間後、米国ビザが貼られたパスポートが
レターバックで郵便受けに届くはずでしたが、個人情報保護のためか、
郵便局の職員方が郵便箱に申請人の氏名が記載されていないことが理由だった
と思われますが、結果、届きませんでした。
大使館に何度かクレームしましたが、直接、取りには来ないでください。
(大使館が管理しているとするパスポート保管専用の場所も都内の某所としか
ホームページ上での記載がなく、秘密になっているようです。そのため、
自分でパスポートの保管場所まで取りに行くこともできませんでした。)
結局、別料金を支払い、レターパックの再配達を依頼し、ポストには、
住所・氏名を大きく記載したA4サイズの紙を貼り付けたところ、
郵便配達の職員の方が、その翌日には届けてくれたそうです。
パスポートが届いた日はまさに、ハワイ出発の前日でした。
DS-160フォームは非常に重要な文書で、正確な情報を提供し、
ビザの面接に備えるための必要な申請ステップを守ることが重要です。
ビザの申請プロセスは国によって異なる場合がありますので、
アメリカの大使館や領事館のウェブサイトで詳細な情報を入手し、
手順に従った申請を行うことが勧められています。
また、ビザ申請を進める際には、充分な準備と時間の確保が大切です。
DS-160の申請でお困りであれば、ご相談ください。