30年の経験、ビザ申請を安心・確実にサポート!
 
 
2025/5/9

ESTAが拒否された場合について

ESTAが拒否された場合について

 

ESTAが拒否された場合、その拒否を「撤回」する(=取り消してもらう)ことは、基本的にはできません
ESTAの拒否は最終決定とされ、再審査や異議申し立ての制度は存在しません。

 

ただし、以下のような「例外的な対応」が可能な場合があります:

1. 誤りが原因だった場合

入力ミス(パスポート番号、渡航歴など)が原因で拒否された場合、新しいESTA申請を行えば許可される可能性があります。
ただし、ESTAは一度拒否されると、システムにその記録が残るため、同じ情報では再申請してもまた拒否されることが多いです。

 

2. CBP(米国税関・国境警備局)に問い合わせて例外的に対応してもらう

今回のようにCBPに問い合わせた場合、CBPが技術的なエラーや審査上の不備を認めた場合に限り、再申請を許可または審査をやり直すよう促されることがあります。
その場合、CBPから「具体的な渡航予定日を教えてください」と連絡が来る(=あなたが受け取ったメール)ことがあります。

つまり、CBPが「間違いだった」と判断すれば、結果的に撤回に近い形になる場合もあります。

 

3. 米国ビザを申請する

ESTAで拒否された場合は、B1/B2ビザ(観光・商用)などを米国大使館で申請することが、正式な対応方法です。
ビザ申請では面接が行われ、拒否理由を説明し、正当な事情があれば入国が認められる
可能性があります。

 

まとめ(撤回の可否)

<thead></thead>

状況

撤回できるか

説明

単なる申請ミス

部分的に可

新規申請で通る場合がある

システムエラー

可能性あり

CBPに問い合わせて再確認

通常の拒否(渡航歴やESTA不適格理由)

不可

ESTAは再申請不可。ビザ申請へ

拒否理由が不明な場合

対応次第

渡航予定日を伝えてCBPの返答を待つ

 

サポートが必要とされる方