2024/4/22

出国命令とは

 

 

退去強制手続及びの出国命令手続きの流れ

 

出国命令制度について

令和3年

出入国在留管理庁

 

 

1 出国命令制度とは

 不法残留(オーバーステイ)等している外国人は、収容令書による収容の上、

 退去強制手続がとられ、日本から強制送還されることになっています。

 また、強制送還後、5年間(事情によっては10年間となる場合もあります。)  は、日本に入国することはできません。

 しかし、不法残留している外国人が、帰国を希望して自ら地方出入国在留管理局に出頭した場合は、下記2の要件を満たすことを条件に、出国命令という制度により、収容令書により収容されることなく出国することができます。出国命令により出国したときは、日本に入国できない期間も1年間となります。

 

2 出国命令の要件

 外国人が、次のいずれにも該当する必要があります。

速やかに出国することを希望して、自ら地方出入国在留管理局に出頭したこと。

違反が不法残留のみであること。

窃盗その他一定の罪により懲役刑等の判決を受けていないこと。

これまでに強制送還されたり、出国命令により出国したことがないこと。

速やかに出国することが確実であること。